年齢によって競輪を見る目も変わります

住まいのすぐ近くに競輪場があります。
ゴール直前の鐘の音や校内放送そしてどよめきなどが
風に乗って聞こえてくることがあります。

私が中高生の頃は一見すぐ特別な人だと分かるファンが
競輪場へ入って行くのをよく見ました。
親からも祖父母からも競輪についてよい評判を聞いていませんでした。
その様な先入観があり、競輪=ギャンブル=怖い処=破産等が頭の中で連鎖していました。

中年になると競輪の事がよく理解できてきました。
先ず思ったことは、ギャンブラーは市に税金を納めてくれる有り難い人たちということでした。
今と違って黒字経営でしたから、市の金庫に競輪の収益金が入ってきます。有り難い人たちだなと思うようになりました。

還暦を過ぎて来ると、負けるのが決まっている勝負によくも金をかけるなと思ってきました。
車に乗って遠くからわざわざやって来ます。人生の大切な時間を浪費していると思うようになりました。
競輪場の門をくぐってゆく人たちも、ごく普通のありきたりの人に見えてきました。
赤字の競輪を潰してしまってはこの人たちがかわいそうだと思うようになりました。

年齢によって競輪を見る目が変わっていきます。面白いことだと思います。

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